毎日7時間はぐっすり眠っていますか?

スマホ、タブレット、パソコンなどの急激な普及により、忙しく刺激的な生活に伴い不眠症が増えているそうです。

また睡眠障害と肥満との関係も示唆されています。

【睡眠の役割】
1.睡眠中は食欲をコントロールする脳内ホルモンが活性化し、翌日の空腹感減少つまり、体重増加を防ぐ可能性がある。
2.学習と記憶能力の保持
3.気分が良くなり、前向きな気持ちになる。
4.血圧コントロール
5.免疫細胞の働きの活性化
6.血糖値コントロール
7.筋肉の修復 
など

では、睡眠の質を上げるためにどうしたらいいのかを見ていきましょう。

ニューヨークタイムスでベストセラー作家で医学博士、マイケル・グレガー博士とニールバーナード博士の著書より、抜粋します。

【調整の4つの条件】
1.眠くなった時にだけ、ベッドに入る。
2.ベッドの中で本を読んだり、食べたり、画面を見たりしない。
3もし15分から20分経っても寝付けない時は、起きてベッドから離れる。眠くなるまでベッドに戻らない。(必要ならば繰り返す)
4.よく眠れなくても、毎朝同じ時間に起きる。

【4つの行動】
1.定期的な運動(睡眠を改善するには、寝る4~8時間前に運動する)
2.寝る前にカフェイン、ニコチン、アルコールを摂取しない。
3.ベッドルームを暗く、涼しく、心地よく、静かな環境に整える。
4.リラックスできるベッドタイムを習慣付ける。
(マッサージ、心地よい音楽、瞑想、入浴、シャワー、足浴など)

さらに、
*食物繊維が少なく、飽和脂肪、砂糖の多い食事は、回復力が低い浅い睡眠と関係がある。
*ビタミンDの大量投与が睡眠障害のある20歳~50歳の男女の睡眠時間と質を改善することが分かった。
Michael Greger, MD「How Not To Diet」bluebird books for life

また、ニールバーナード博士はそれらに加え、食事の取り方も重要だと言われています。

「夜にたんぱく質の多い食事を摂ると、良い眠りを促すセロトニンという気分を良くする化学物質の生成を抑制するかもしれない。
なぜなら、セロトニンはトリプトファンというアミノ酸から作られるが、たんぱく質の多い食品にはトリプトファンだけではなくて、それに拮抗するアミノ酸も多く含まれているので、セロトニンを十分に作れない可能性がある。
たんぱく質の多い食事(多量のチキン、ビーフ、卵、豆のたっぷり入ったビーガンハンバーグなど)は昼食に食べて、夕食はむしろでんぷん質を少し多めに摂ることをお勧めする。でんぷん質の食品に含まれる天然の糖が脳の中で、セロトニンの生成を刺激し,ぐっすり眠ることができる」
Neal. Barnard, MD 「Breaking The Food Seduction」St,Martin’s Griffin

もうひとつ、私のお薦めの食品があります。
くこの実です!

くこの実はセロトニンの含有量がドライフルーツの中で最も多いので、副作用のない睡眠改善法として有効だと言われています。

皆さんぐっすり眠って翌朝すっきりと起きられますように!


弊社のくこの実は、安心のUSDAオーガニック認定。大粒でとても鮮やかな赤橙色です。この綺麗な色素が体によい作用をもたらします。
そのまま食べることもできますが、いろどりを活かしてお料理やデザートに混ぜたり添えたり。またスープやハーブティーに入れて。薬膳料理にも。お手軽にお使いいただけます。

ぜひお試しください。