ビーツの鮮やかな赤むらさきの色素には、強力な抗酸化作用、抗炎症作用のあるベタレインやβカロテンが豊富に含まれています。これらは体の酸化や慢性炎症を軽減するのに役立ちます。
またビーツには硝酸塩という化合物が豊富に含まれていて、体内で血管の健康に役立つ一酸化窒素に変換されます。このようにビーツはたいへん健康効果の高いスーパーフードなのです。
ビーツはボルシチによく使われますが、ほのかに甘い素朴な味はどんな料理にもよく合います。今日の夕飯にビーツを使ってみませんか？
【材料】分量は全て適量
ビーツ
トマト
玉ねぎ
ニュートリショナルイースト
ゴマペースト（お好みで）
レモン果汁（お好みで）
【作り方】
1.ビーツを洗って皮のついたまま、蒸し器で柔らかくなるまで蒸すか、あるいは柔らかくなるまで水煮する。
2.加熱したビーツの皮をむいておく。（皮付きのままでもよい）
半分ほどはスライスして器に盛りつけ、半分はペースト用にとっておく。
3.焦げ付きにくいフライパンでスライスした玉ねぎを軽く炒め、しんなりしてきたら、トマトのざく切りを加えて10~15分ほど煮る。
4.フードプロセッサーにビーツと、３で加熱した玉ねぎ、トマト、ニュートリショナルイースト、ゴマペーストやレモン果汁（使うなら）を入れて滑らかになるまで攪拌する。
＊ビーツペーストは野菜スティックにつけたり、スープやシチューに混ぜるなどアレンジ自在です。（写真は黄色のビーツも使っています）
