炭水化物を控えているんだけど太らない?

大丈夫です!

巷では今もなお糖質制限ダイエットが人気のようですね。

確かに糖質制限ダイエットにもいい点はあります。
それは?
白い砂糖や白米、パンなどの精白された白い小麦粉を控える点にあります。

白い砂糖や白い小麦粉など精製された炭水化物はGI値(血糖値を上げる速さを数値にしたもの)が高いので、血糖値を急激に上げてしまいます。

通常、食後は血糖値上昇、すい臓からインスリン放出、ブドウ糖の細胞への取り込み、それをエネルギーに変えるのですが、
すぐにエネルギーにならなかったブドウ糖は、中性脂肪として蓄えられ、必要な時にエネルギーに変わります。

ところが、血糖値が急激にあがることにより、大量に放出されたインスリンが、血中のインスリン濃度を高め、エネルギーに変える能力が阻害されてしまうのです。

そのため、中性脂肪が増え、肥満への道をたどることに・・。

なんだか難しい話ですね。動物の代謝は実に複雑ですねえ。

また、血糖値が急激に上がり、インスリンの大量放出により、急激に血糖値が下がるという、アップダウン「血糖値スパイク」が繰り返されると、活性酸素が作られ老化や病気のリスクを上げてしまう可能性があるそうです。

一方、オートミールのような全粒の穀物は低GI値です。
繊維がたっぷり含まれているので、血糖値を急激に上げないのです。食物繊維は腸にとって最高の贈り物です。

体重を増やさないどころか体の健康に素晴らしくいい効果がいっぱいあるそうですよ。