子供の健康(オトナの健康も)が危ない?!
ミートレスマンデーという言葉を聞かれたことはありますか?
ミートレスマンデーは、『人の健康と環境のために、毎週月曜日は肉を食べるのを止めよう』という運動で、アメリカのニューヨークを中心に世界規模で広がっています。
ニューヨーク市ではビル・デブラシオ市長が、2019年3月に「毎週月曜日に市内の公立全学校の給食にベジタリアンの食事を提供する」と発表し、同年9月から実施されています。
その後の学校給食のメニューから、ベーコンやホットドッグ(ソーセージ)などの加工肉を取り除くことを検討中だとのことです。
今日はPCRM(責任ある医療を推進する医師会)から子供の健康に関する情報が入ってきたのでシェアします。
PCRMは、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)のパンデミックの中、健康的な学校給食を提供することの重要性に対処するために、専門家のガイド、実用的なヒント、そして美味しい植物ベースのレシピを含む小冊子を提供しました。
PCRMでは大人はもちろんのこと、子供にも植物ベースの食事が、健康を守るために最適だとして推奨しています。
年々肥満やコレステロール値の高い子供が増加し、現在の状況が続くと、今日の世代の子供は両親よりも短命になると危惧しています。
また最近の研究では、植物ベースの食事が重度のCOVIC-19の予防に役立つ可能性があることを示しています。
18歳以上の592,571人が参加者した、スマートフォンベースの新型コロナウイルス感染症症の状研究では、果物、野菜や植物ベースの食品が多い食事パターンは、これらの食品が少ない食事と比較して、重度の新型コロナウイルスリスクが41%低く、あらゆる重症化リスクが9%低いことが明らかになりました。
10歳以下の子供の感染が心配される中、私たち大人が子供の健康を守ってあげなければならないですね。
あなたのご家庭でも週に一度、ミートレス(肉抜き)の曜日を作ってみてはいかがでしょうか?
肉の代わりにはレンズ豆やインゲン豆、ひよこ豆などの豆類、テンペ、豆腐などを使いましょう。
またキヌア、アマランサス、オートミール、全粒小麦、ナッツ・シードなどもタンパク質が多いので、組み合わせると十分に満足できる美味しい食事ができます。
そして、もっともっと多くの野菜、果物を食べましょう!