美肌になりましょう!

肌は体内の健康のバロメーターであると言われます。

また、腸内環境を反映している場合がよくあります。

正しい食べ物、よい睡眠、運動など体の健康によいことは、肌も綺麗にします。

今日は美しい肌になるために、肌につけるもの「化粧品」について、『Food Revolution NETwork』に記載されたBrian Vaszilyさんの記事より要約してお届けします。

肌はあなたの体の最大の器官であり、免疫系の重要な部分の一つです。
肌の重要な役目は、さまざまな健康問題を防ぎ、場合によっては治すのに役立つ措置を行います。
化粧品を使う場合は「肌はつけたものを食べる」ということを忘れないでください。
また、肌につける成分は分子が十分に小さくなければ、浸透しません。
コラーゲンは分子が大きすぎて浸透することができないので、肌に塗布することは無意味なのです。
日常的に化粧品を使われている方はラベルに表示された原料を見てみましょう。
肌につけたものは、時に口から食べたものより体に悪影響を及ぼす場合があります。
なぜなら口から食べたものは、消化器官を通って主に肝臓を介して排出することができますが、肌につけたものは直接血液に入り込む場合があるからです。


肌や体に悪影響を及ぼす「最悪の化学物質」は以下の通りです。
これらは長期的に肌に悪影響を与えるだけでなく、肝臓や腎臓の機能障害や、体内のさまざまなトラブルの原因になる可能性があります

1.パラペン
パラペンは多くの化粧品に使用されている防腐剤です。これらは細胞上のエストロゲン受容体に結合することで、エストロゲンのような働きをすることによる乳房細胞分裂の増加や腫瘍の成長反応を引き起こす可能性があります。

2.フレグランス
ラベルに「フレグランス」とだけ記載されている場合は、アレルギー反応に関係する有害な化学芳香剤であると考えられます。

3.フタル酸エステル
フタル酸エステルは絶対に避けてください。
生殖機能障害、先天性障害、喘息、2型糖尿病、ADHDなどのさまざまな問題に関係しています。

4.トリクロサン又はマイクロバン
細菌の増殖を防ぐために使用されています。
皮膚に含まれている有益な細菌まで取り去ってしまいます。

5.ラウリン酸ナトリウム(SLS)
化粧品およびさまざまな製品に使われています。
石鹸を泡立たせ、増粘剤としても機能する一般的に使われている成分です。
しかし、腎臓、肝臓の機能障害に関連するプロセスな中で、危険な場合もあります。
できるだけ、オーガニックの認証をうけた有機成分で作られた化粧品を使うことをお勧めします。



アンチエイジングに役立つ成分トップ10は以下の通りです。

10.つばき種子油
つばき油は皮膚に深く吸収され、若々しい輝きと老化との抵抗を強力にサポートします。
また、皮膚の水分補給システムの重要な成分であり、外部の環境から皮膚を保護するスクワランが豊富です。

9.ココアシードバター(テオブロマカカオ)
ココアシードバターは、柔らかくしなやかで輝きのある皮膚を促す天然化合物が豊富です。
豊富に含まれているステアリン酸は、汚れ、汗、余分な皮脂を取り除くのに役立ちます。
また、水分保持、肌引き締め効果、明るさを高める、炎症を抑えるのに役立つ化合物も含まれています。

8.アスタキサンチン抽出物
皮膚に優れた抗酸化物質で、太陽の紫外線に対して強力な遮断効果をもっています。
紫外線による肌へのダメージ抑制プロセスをサポートします。

7.ヒマワリ種子油
太陽からのダメージを防ぐことのできる抗酸化物質、ビタミンEが豊富で、また、オリーブ油よりさらに有益なリノール酸が含まれていて、肌のバリアを強化する特性があります。

6.マンゴーシアバター(マンゴーインディカ)
ビタミンCが豊富でコラーゲン合成を促し、より滑らかでふっくらした明るい肌にします。
また、太陽からの肌の損傷を防ぎ、ビタミンAなど豊富な抗酸化物質とビタミンを肌に提供します。

5.アロエベラジュース(アロエバルバデンシス)
もし、ご自宅にアロエベラの植物がある場合は、葉の中のジェルをすくい取ることもできます。
このビタミンと酵素が豊富なジェルを肌に塗ると、角質を取り除き、強力な抗炎症効果と鎮静効果が得られます。
また、食べた場合、しわの出現を減らし、弾力性を高める可能性があります。
研究では、アロエジェルを食べるととコラーゲン産生が増加し、コラーゲン分解MMP-1遺伝子の発現が減少する可能性があるため、有益であることを示唆しています。

4.カムカム抽出物(Cumu Camu)フトモモ科の常緑低木
ポリフェノールとビタミンCが豊富で、抗酸化作用と抗炎症作用にあふれています。
ダークスポットを明るくする、しわの外観を滑らかにする、肌のの色を整えるなどさまざまなアンチエイジング効果が得られます。
また、食べると肥満抑制や過剰な炎症抑制の効果が期待できます。

3.ジャーマンカモミールエキス
抗酸化作用、抗菌作用、抗炎症作用に優れ、肌の表面より深い層に浸透します。
乾燥した肌や炎症した肌を落ち着かせ、引き締まった、健康的な肌を促進するのに役立ちます。

2.インディアングーズベリーエキス(アムラ)
アムラはアーユルヴェーダの医療システムで伝統的に使用されている植物です。長寿や若返りに理想的な化合物が含まれていると言われ、今日の科学でも認めています。
ビタミンC、アミノ酸、ミネラル、フェノール化合物の豊富な供給源で、プロコラーゲン(コラーゲンの前駆体)を刺激し、日焼けによるダメージから肌を守り、しみ、しわを防ぎます。
また、毛穴を縮めたることでも知られています。

1.カエデの葉の抽出物(Acer Rubrum)
ネイティブアメリカンが、癒しの特性のために長い間大切にされきたカエデの葉は、現代科学でも認めようになってきました。
新しい研究によると、カエデの葉の抽出物は、地球上で若返りの泉に最も近いものの一つである可能性があります。
しわ、たるみの原因は柔軟性を維持している肌のエラスチンが分解するためです。
この重要なエラスチンを高めることができるフェノール化合物が含まれています。
また、ガロタニントという成分は、エラスチンの分解を阻害し、さらに肌の炎症と戦い、しみを軽減する可能性があります。
研究者たちは植物ベースのボトックスのように、注射ではなく塗布するだけで肌を引き締める可能性があると説明しています


以上、いかがでしたか?
気になった成分はありましたか?
もし、使われた方はご感想などをお寄せいただければ嬉しいです。

アンチエイジングには体の内側からアプローチすることも大切です。
老化やしわは、不要なフリーラジカルの生成を抑えることによってプロセスを大幅に遅らせることができるのです。
フリーラジカルを抑えるには、何と言っても抗酸化作用の高い食品を食べることです。

いつもお話ししているようにできるだけ加工食品を控えて、抗酸化力の高い野菜・果物をたっぷり食べましょう。